ターミナル期の場合は、より良い最期を迎えるためには、精神的なケアや病状の予測に基づいた環境整備が重要です。より良い信頼関係を築くためには、在宅でターミナルを迎える方の場合は、出来るだけ早期の訪問看護の導入が望まれます。訪問看護が必要と思ったら、まず電話で相談をして下さい。
相談の内容をうかがい、訪問看護の必要性の判断、主治医との連携方針、身体状況や環境にあった訪問看護の検討、保険制度の判断(介護保険か医療保険か)など、状態にあった対応をさせて頂きます。
相談内容によっては、訪問看護が必要で無い場合もあるかと思いますが、生活上の何らかのアドバイスやお役に立てる情報を提供できるかと思います。悩んだ時は、お気軽に連絡をして下さい。
退院前にご本人とご家族と面会し、病院の医師と退院後に在宅でかかわる医師との連携調整、在宅で必要な医療機器や処置方法について病院との十分な情報共有、病院の看護師やリハ職との連携など、早くから対応させて頂くことで、在宅へのスムーズな移行が可能となります。何より、ご本人やご家族のかかえる退院後の不安を、早期から軽減することにつながります。
1.がん末期
2.関節リウマチ
3.筋萎縮性側索硬化症
4.後縦靭帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症(ウェルナー症候群等)
11.多系統萎縮症(線条体黒質変性症、シャイ・ドレーガー症候群、オリーブ橋小脳委縮症)
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患(脳出血、脳梗塞)
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息、びまん性汎細気管支炎)
16.両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
1.末期の悪性腫瘍
2.多発性硬化症
3.重症筋無力症
4.スモン
5.筋萎縮性側索硬化症
6.脊髄小脳変性症
7.ハンチントン病
8.進行性筋ジストロフィー症
9.パーキンソン病関連疾患
①進行性核上性麻痺
②大脳皮質基底核変性症
③パーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって生活機能障害度がⅡ度又はⅢ度のものに限る)
10.多系統萎縮症
①線条体黒質変性症
②オリーブ橋小脳萎縮症及びシャイ・ドレーガー症候群)
11.プリオン病
12.亜急性硬化性全脳炎
13.ライソゾーム病
14.副腎白質ジストロフィー
15.脊髄性筋萎縮症
16.球脊髄性筋萎縮症
17.慢性炎症性脱髄性多発神経炎
18.後天性免疫不全症候群
19.頚髄損傷
20.人工呼吸器を使用している状態
1.在宅悪性腫瘍患者指導管理、在宅気管切開患者指導管理を受けている状態にある者又は、気管カニューレ、留置カテーテルを使用している状態にある者
2.在宅自己腹膜灌流指導管理、在宅血液透析指導管理、在宅酸素療法指導管理、在宅中心静脈栄養法指導管理、在宅成分栄養経管栄養法指導管理、在宅自己導尿指導管理、在宅人工呼吸指導管理、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理、在宅自己疼痛管理指導管理又は在宅肺高血圧症患者指導管理を受けている状態にある者
3.人工肛門又は人工膀胱を設置している状態にある者
4.真皮を超える褥創の状態にある者
5.在宅患者訪問点滴注射管理指導料を算定している者
①通所系の利用に体力面や環境面、気持ちの面で外出そのものに不安感があり、訪問リハビリでその不安感を軽減して通所系につなげる場合。
②自宅に居ると心身面の不活発が心配、日中の介護力不足のため運動や入浴はさせたいが自宅での対応が難しく、通所系を利用する場合。
③本人が家族以外の人と会話をしたい、出かけたい希望があり、はじめから通所系を利用する場合。
④本人が内向的で、通所系の利用にストレスを強く生じる可能性があり訪問リハビリを利用する場合。
⑤通所系のリハビリ(集団対応、トレーニングマシーンが主体で個別対応が短時間)に、不安や不満があり訪問リハビリを希望する場合(※)。
⑥本人や家族が、自宅の介護及び介助の方法を具体的に指導して欲しい、生活環境をしっかり調整したいとの希望で訪問リハビリを利用する場合。
⑦進行性の疾患で、本人や家族が先々の容態変化に不安感が強く、マンツーマンで運動も相談もしたいとの希望で、訪問リハビリを利用する場合。
以上のパターンが考えられます。通所系の特徴は、自宅を離れ、家族以外の人との会話と馴染みの関係性がつくれ、家族以外の他者を見て心身面の不自由なのは自分だけではないと感じられる事で、自宅で過ごすよりも刺激や体力への効果は高くなります。訪問系の特徴は、希望や目標、生活環境(生活習慣、介護力、福祉用具など)にあわせて、マンツーマンに時間をかけてしっかり対応できる点です。
※ 訪問のリハビリには、①訪問看護ステーションからリハビリ専門職が訪問する訪問リハビリと、②医療機関からリハビリ専門職が訪問する訪問リハビリの2つがあります。通所リハビリと訪問リハビリの併用を検討する場合は、②の医療機関からの訪問リハビリには制約があるので注意を要します。
