スタッフインタビュー

「自分の家で生活したい…」
そんな思いにそっと寄り添っていたい。

管理者・看護師 下田利江

 病院で病棟看護師の経験を積んだのち、この世界に飛び込みました。当初は病院との違いに戸惑うこともたくさんありました。機器や備品が揃っていない、医師にその場で指示を仰げない…一人で訪問していると自分で判断しないといけない場面もあるため不安を感じることも多々ありました。

 また利用者様の生活様式も十人十色。グリーンは小児や精神科は対応していないため、大半が後期高齢者の利用者様ですが、全身状態や身体面、認知機能面的に「これはマズイな」と思わずダメ出ししたくなる方もいらっしゃいます。例えば内服管理。「気が向いたら飲むよ」「血糖値高かったから単位数増やしてみたんさ」「最近、血圧安定してきたから飲まなくていいと思ってやめてる」…

 病院では考えられないことが、在宅では割と普通に起きます。きちんと管理できないことに苛立ち、利用者様の生活様式を変えようと躍起になった時期もあります(今もある笑)。でもこの仕事を続けるうちに、それは看護師のエゴなのかもしれないと思うようになりました。命に関わるような場合は別ですが、生活に支障がない程度であれば良しとするくらい寛大でいいのではないかと。

 利用者様それぞれに、長年培ってきた『我流』があります。それはその方が、ご自分の家で、大切なご家族と、これまでの人生を精一杯生きてこられた証だと思うのです。確かに病気になったり、障害が残ったりすることで、今までと同じ生活をしていくことは難しくなるでしょう。介護をするご家族にもそれ相応の覚悟が必要になります。時には全く違う生活を受け入れなくてはならないかもしれません。それでも自分らしく生活していきたいという思いを蔑ろにはしたくありません。

「やっぱり家がいいな」…そう思っていただけるように、スパルタではなく隣でそっと寄り添う看護師でありたいと思っています。

*グリーンナース とある一日*

8:30 出社 情報収集・プチミーティング・訪問準備(訪問時間や場所によっては直行)

書類整理や業務連絡。
直行やパート勤務のスタッフも多いため全体カンファレンスの時間はとれませんが、顔を合わせた時にちょこちょこホウレンソウ。

9:00 いざ!利用者様宅へ

訪問エリアが広いため移動時間は30分〜60分。場所を覚えるまで少し大変に感じるかもしれませんが利用者様ごとに地図だけでなく自宅の外観や駐車スペースを確認できる情報を作成しています。始めのうちは他スタッフも同行します。

9:30 サービス提供

バイタルチェック、全身状態観察、清拭・入浴介助、爪きり、服薬管理、リハビリテーションが主な内容です。状態に応じてカテーテルやストーマ、胃ろう管理、吸引、創傷処置を実施します。カルテは利用者様やご家族がいつでも確認できるよう基本的にご自宅に置いています。事業所に戻って記録業務が少ないメリットも。

12:00 お昼やすみ

ランチは事業所でスタッフと食べたり、車内で食べたり。
※コロナウィルス感染予防のため現在は密を避け休憩しています。

13:30 サービス提供

ご家族に普段の様子を確認し、心配事があればお話を聞いたり、アドバイスしたりも大切な業務のひとつ。盛り上がってついつい長居してしまうことも(笑)


※訪問件数は一日平均4〜5件。未経験の場合は、2〜3件の同行訪問から始め徐々に増やしていけるようサポートします。

16:30 帰社 情報収集・プチミーティング・電話連絡(訪問時間や場所によっては直帰)

書類整理やスタッフと情報交換。

ケアマネさんやご家族へ電話連絡することもあります。

※月末月初は書類作成のため少し忙しくなりますが、その他は直行直帰可能です。